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ねこの嘘

結構毛だらけ

心が青いからなかなか切り離せないんだろうな

どうしよう、総てに飽きてしまった

 

 

 

 

あれ、出発、来年の1月じゃなかったの?

 

うん、ちょっと早めることにして。

 

最初どこに住むの?

 

インド北部の小さな町にいこうと思ってる。そのあとは、まだ未定なんだけど、できるだけ密教色の強い文化があるところをぶらつこうと思っててね。チベットへ行きたいのよ。

 

つくづく自由ねえ。でも、あなたには行ってきてほしいわ。わたしのぶんまで。

 

うん、行くよ。それしかないもの、やりたいこと。

 

 

 

 

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あなたが幸せならわたしも幸せだと

にっこりしていえるような胸の内はまだない

でもいまひとつ、確信したことがある

なんとなく、掴んだ感触がある

もしどこかで気の多いあなたは恋をしたり愛をしたりなんだりして

あなたの遺伝子を受け継いでしまう生き物がこの世に生をうけて

あなたが待ち望んだそのすべての、あたうるかぎりの愛を捧げても

わたしそれに微塵の嫉妬なんかせずに

にっこり笑えることを

愛にこびりついた執着を手放して見えたものは

愛より先をゆく柔らかな無常

桜は散って、つつじが満開なのだから

あなたも、そしてわたしも

いつか満開になって、それで消えてゆくただひとつの小さな存在

小さなあなたが、その目が開かなくなる日が来るまでは安穏でありますように

世界の隅々まで、鈍色の涙降って

 いつしか暖かい、暑い夏が来る

 

 

 

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それが世界のすべてのような顔をして困った若いひと

夏至の日に少し大人びて、潤ませる黒眼

執着をなくしたわたしは

ありったけのチップをあなたへはずむ

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することはいつもおんなし

噛み付いて声殺して夜の蝉は朝に死ぬ

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あそこ、丘の上に小さな家を建てて

一緒に暮らそうか

 

いいよ、猫と犬を飼って静かに暮らしたいな

 

子供はいらないの

 

女の子ふたりに、男の子ひとり

 

その前にシッキムに連れて行くよ  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

嘘の約束をたくさんして

丘の上に家を建ててわたしは静かに雲の流れをみていたい

そのうち自身が雲になって空高く消えてゆく

はためいて駆け抜けるルンタ

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どこかに、愛が落ちてたらいいのに

 それか、ぶち抜いて追い付いては

 

 

愛のミサイル

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全部(良い意味でも悪い意味でも)

運や縁のせいにしてしまえ

儚い今だって、やあ愉快なの

七人の。

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犬になろうと手前勝手な

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どうして、何もいらないの?

 

だって、いらないんだもの、何も

欲しい?全部あげる

わたし、本当に何もいらないの

ただ、一人になりたいと思って

 

 

にやっとしてその瞳

to be alone

二十億光年の孤独、足蹴退屈

 

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キスの先っぽでマグノリア、満開にして紫木蓮

夜の狩は煙草でほろよって犬、煙に巻いて遠吠え

一切の感情を置いといてそこ、大海の記憶

カンチェンジュンガはただそこにあるだけ

悠久の恒久編み込んで、気だるくて、カーマスートラ

 

 

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血を流して春

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t

言葉もでないくせに

あなたのことばがよくわかる

母よ父よ、そして子らよ

 

 

少しでもいいから食べなさい

いつでも戻ってきなさいここにいるから

 

本質を失いながらひとは彷徨う

失ってきたもの、これから無くすもの

二度と取り戻すことができない

形のない風

それはそれで今を彩る美しい木枠だから

一糸一糸、織り込んで

さまよった先の桃源郷は名もない小さな段々畑

何もないことが全てあることに繋がるなら

世界は薄いおしろい紙の裏表

うなじを撫でる優しい嘘

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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さむさらだらむさら

 

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静かに息をして誰も知らない

植村直己のいつかいた、神の領域

 

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幾重の裾を風が

風が

風に

 

任せて

 

砂が

 

 

 

それがあなたの世界ならば

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