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ねこの嘘

結構毛だらけ

ねえ、あの梅の花ばっさり切られちゃったの だからベランダでぼんやりしてると 向かいの家の二階から多分丸見えで これからはカーテンを毎日締めておかなくちゃならないわ 裸で煙草を吸ったりもできなくなるわけ 切り取られた十年目 育った梅の花が満開で 向…

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こんなにも世界は。

it was like the movie it was like the song 男性的な視点で。

そんなのなんでもないんだと 過ぎてみれば全ては無であると 言い訳して風の谷 ありきたりなんだから ありきたりの風に任せて

夜中にふと目が覚めては 全部が夢だったのかもしれないなと 胸を痛めて泣く 泣く声で今この瞬間はさめざめと夢に溶けるから塩辛 心に穴が空いたその穴を掘り進んでゆけば 過ぎ去りし懐かしい春色 月明かりさえも眩しくて、なにもみえない 柔らかで微かな誓い…

足りないものを補うために 淡いトーンで話す

かなしみもよろこびも しゅよひとの歩く道は いばらの冠

なげき

相変わらずだってあなたの耳たぶ

lalaland

男女の可能性は∞のリボン たとえばあのとき そんな選択の繰り返し あのとき、母が子を持つことを諦めていれば? あのとき、わたしが強い意志をもっていれば? あのとき、彼が、強い意志をもっていれば? 人は反して定まらずよって仮定して仮初めの夜乗じて情…

ひとはなぜてんにむかって祈るのだろう 空を突き抜けて天へ 大気圏の外へ 天が空であることを知ってか知らずか 左頬に出来たにきびを気にしながら 今日の月は三日月帰れ道すがら 祈ることはなにもない

わたしが猫になりたいと思うときはいつも、よりも、ずっとやりきれないおかしみのもって行き場を ありあましている、 もてあましているそんなときだよなと 三日月帰り道

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よだかの気持ちがわかるひとは きっと美しい星になると 胸の内は原石よりも輝く一等星 つるはしも鑢もいらない 固定する土台もいらない アクセサリーではない身に余る栄光 世界が崩れた日のために庇になる強靭な岩石

繊細に生きていたい女の情熱はフリーダの魂に乗っ取ってオアハカの真実 捨てられるものは捨てられないものの虚像 私は愛をすてたので、愛の虚像は捨てられないそれつまり憎しみ 悟るanger ヘドウィグが愛の起源について唄う

口ずさんでいた歌も忘れて

セックスを忘れた女たち男たち ただの無能の人 つげよしはるのみるゆめ

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ひさしぶりに、家の前を通りかかったよ、元気にしているかなと思って なんのことはない、旧友からの連絡に狼狽する まだ心は此処彼処に散弾 うずくまって真珠貝は 大声を上げて泣きたい気分 失うことの切なさを知って 諸行無常諸法無我 自己への、帰依 帰る…

明日の朝は雨が降るらしいので すべての窓を開け放して床に 雨の音で目を覚まし 温かな布団のなかで飽きるまで真っ白な天井を眺めていたい 風や雨は嘘をつくことがあるだろうか

じんせいなんてゆめだとおもえば それなのにいまだ

磔刑にされて真空率99comma9 どこにいってしまうんだろう、この気持ちは 風上から届くのは つまらない境界線とキュビズム的思考

わりと、どうでもいい

時々口ずさむのはかなしいうたばかり 純金に勝るかなしさ

あきたりん

あそぶことは飽き足りない 思いの丈を座って悟れ

薄れてゆく人が恋しいという気持ち わたしは、本当は人なんて好きになったことなかったのかもしれないと 振り返る温かなおかしみ

手にとってこれみて鈍鼠 快晴の春よりも 最近は霞がちなほうが趣が、などと 誰もいないところへ静かに語りかける 電磁波によってこの地球の生き物はエネルギーの交換を 無意識のうちにも、情報を共有しているから だって。 テレビから垂れ流される未完の物語…

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排気口から春が流れてくる 目を瞑れば桜の色はつちのした まだ眠いとややゆう虫たちと一緒に 芽吹く準備、旅程表眺めて 春は別れとそして出会い さういったくだらない必然だか偶然だか 神様のあくび、よだれ、鼻くそ目くそ、 猫の質歩、いわゆる、しっぽ 蛙…

ジョバンニ君、祈ることはたったひとつなんです 聞いてその大きな耳をこちらにすこしだけ、 ほんの、すこし、だね 私の隣で悲しげに笑う人々が ひとびとこ そ その哀しげな目の行き先 などが ただ ただ 単純にしあはせの極端に到達するように ただそれだけな…

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fの旋律は翼の上で躍る 地球上に生きるすべての生き物に注がれた 純金の眼差し そして暗転して、トバリ 銀の空を持って明日へ

すっと息はいて自律神経 わたしにひっつく猫のおもり ジャックはいつも埃の匂い 太陽にたくさんの恩をもらって

こころを示すために金が動く したごごろに蠢くは邪推のつちの子 それは男女にて 渡された銀の象の首飾りは雑なつくり 乗り尽くしたタイヤみたいな像の背中、皮膚の思い出はいまだジャングルの中 銀の象もタイヤの象も程度の差があって思い出深い 思い立って…

バイブルに首輪をつけて閻魔様のボディチェック

記録も情報も過剰だ ただ、自己中心の道を貫いて 行きたいところへ行きたい 過干渉な輩から逃れて 青とされる空が金に暮れる借景を ひたすら眺めていたい レーラダックの旅へ

こわいものはあるの あなたが懼れるもの

いつか

擦り切って過分を調整する昭和 後一年半もしないうちに私が生まれる 無上の喜びは一切の皆無 背負って歩くは勇敢な一本道

せかい

パブロは墓の中で感じ取る 世界がまた再び不穏に動き出していることを 赤子の成長を止められないのと同様で 親のように注意深く観察するしかない 耐え忍んでどうにかなるものなら 人類はみな今頃ハデスにて甘い乳を吸っている 墓の中より暗いその地はかのに…

何千回かのうそをついてわたってきた橋 大きなカワウソ

おとうと

弟にあいたい日々はつづき つれない片思いの姉よそおって、飛び乗るやまびこ 時は西暦ふたまるいちなな 人口減少に歯止めかからないんだって 弟は、きっとたくさんのところに種まいて その後の面倒は一切見ずに本当に羨ましいものです 私も雄猫に生まれてく…

新しい50リッターのザックを手に入れた日は また始まるしかない封印されし長い旅への解錠 影しかついてこない気楽な足取りは 風の向くままに山頭火 ひとつしかないこの身を擦り切っては 毛延びして勇敢なturn

誇りを最大の武器としてそのみを捧ぐおとこたちよ 誇りによってそのなは 永遠となるのか?

(とさかたてて) ゲルニカの完結を待つ十二年 これは私にかけられた呪い? あの日のことは隅々まで覚えていて 車通りの多い狭い歩道でお腹抱えて笑って ピカソにしたんだった もう、十年も前のことか あなたもきっととしをとって 世界が怖くなる瞬間 ケルヒ…

7u

世界がよくわからない ただ真空のしたに突っ立って 元きた道という軌跡を 考えたり思い起こしたりするだけだ 何もわからない場所へゆきたい 目隠しされて手探りで安穏 吐息も凍り土と還る よく解んない わかろうともしない 好きな人はもういないから 赤い血…

赤い

赤い寝袋に身を任せて桜上水 蕎麦にたくさん天ぷら乗っけて 女たちの夜そろそろ来年にパスザバトン この瞬間は今しかないと ダウンダックが

year.

優しい目の色のヤクが旗を食べる光景に 聳える白い山は塔のように高く 連れて行ってほしいところはここではない何処かばかり

想いを寄せる 波が寄せる 胸を寄せる 寄せては返す 言葉は意味を持ち合わせてセンスの集合体 わたくしたち日本人の、感覚 言の葉はいつか散り 滅びゆく美学 残された余白

陽水

人生が二度あればと陽水がうたうハイレゾスピーカーのとなり 二度?考えただけで具合が悪くなる こんな日は布団とまぐわって交わって 人間をやめて毛布 毛布すらやめて、冬眠したマレー熊はちみつの夢で涎

泣きそうなフローレン泣かないで欲しくって みんなでここまでやってきたじゃない 働く女たちは励まし合うそれ合いの手 美味しいもの食べて ちょっとだけ機嫌なおしてさ、また ひとつのところにふたつ恵まれたわたし 去ることが辛いのは それは喜ぶべきこと

かなしくてかなしくてとてもやりきれない この時期の明け方、空は白むことを拒み ポケットに手を突っ込んで歩くいつもの道は 鼻唄のせいでもっとかなしくなる やめときゃあ、いいものをdecibel

秋と冬の曖昧な繋ぎ目は 凛と立つ朝 早起きをしたニューヨークで クロワッサンとアメリカンコーヒー 何も予定のない日差しにあたって ぐうの音鳴らして朝ごはん

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Reminds the gap

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ひだり。となりのおねーさん、色白でこめどころ そのまたとなりのお兄さんは酒のせいにして彼女を口説き 新宿にホテルとったけど何もしないから一緒に行こうだなんて 口説き方が失礼であるなと、わたし黒牛に酔って みぎ。となりの九州の名も知らぬパウロ 市…