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ねこの嘘

結構毛だらけ

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ふるさと納税によって都区内税収大幅減 ひとのこころは、遠き故郷にある 何年経っても いつまでたっても 経てば経つほど 東京は脆い地である 祖先の地の言葉すら喋れない彼もまた ルーツのある場所に愛着を持っていたのだから 人の出自は血よりも濃い思い入…

ねえそんな写真じゃやあよだってお尻しか見えないじゃない あなた下手ね猫撮るの

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今夜は現地集合

溢れる情報に興味をそそられることは無い 知りたいのは嗅覚によって刺激された大脳の機微 たとえばこんな雪の日は帰宅した父のジャケットの繊維がはらむ雪の香り 懐かしい冬の夜 おとうさん、まだかな そろそろかえってくるんじゃない クックこんな寒い日に…

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その誘いに応じてふたりきりででかけるのを、快く思わないひとがいるので、ごめんあそばせ、よくある嘘をついては懐手 銀杏や紅葉のしたでひとり静かに歩き回って段々と呑気に染まった夕景伸びて影

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明け方揺れて猫柳の先っぽ

しみ

新しいゲーム しみがういてきた我が肌をまじまじと見つめる このしみは、どこで受けた陽射しか当てるゲーム 目元の斑点はそう十年前のホーチミンにて 懐かしいな ああ神様次はモロッコでシミそばかす赤毛のアン顔負けの 皮膚に刻む世界地図とおんなし

愛について考える時に有効な秋の霞 太陽は冬に向けて衣替えを始めたようで 空気は澄み切って透明なみずのいろ もらった手紙はここを出るときに捨ててしまおう 全部なかったことにして 一からやり直しだ

もう失うことしかできない花魁道中

せつないのつづきはあなたが握る一輪の花 スーパームーンの灯りで描かれた輪郭線は水で濡らせばすぐに消えてしまうってほんとう?

ハリボテの青いこの星を飴細工に見立てて 京都の庭顔負けの借景 宝石のふりしたキャンディー、粘り気の強い唾液涎でべとべと 口から零れ落ちる 涕の約束は白濁して想い想いの秋が色付いてゆきます

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Not my president Nasty

コンドームは使いまわさないけど 前戯も本番も嘯く愛だって 全部使い回し それ、大事にしてヴィンテージ

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感覚としての言語 第一言語が幼少期に身につくならば 可能な限り父と母が別の第一言語を持っている家庭に育てるほうがいいのかもしれない 微妙な感覚を修正する技術は第一言語をふたつもつものの強みとなる 発育期を終えてからの訓練は遅すぎるのだろう もし…

だってだってなんだもん

わたし悪い人が好きだからあ うんと、うんと悪い人じゃないと やあよう 投げ打って豪速球 左手の結婚線は騒音に掻き消されて まっすぐな道で背伸びして山頭火

けく

したひとが映り込む23時の全国ニュース 中野のシティホテルでペリカンの食パン 其人の灰色でスマートな頭に、は、わたしの冗談ところてんのよう 退屈になっては当たる太腿舌打ちして己の醜悪と梵天花 遊び足りない その財布も名刺も、黒く光る富裕層 ああ、…

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我々は皆纏足されたユーグレナ

そんなに言うなら、結婚ようよ。で、3人子供作ろう。3人は欲しいんだよね。 それ、いいねぇ。しようしよう。そんでさ、女の子ふたりと、男の子ひとり。でね、あと猫飼わせて。 いいよ、一緒に暮らそうよ。毎日楽しいよ。おいで、ほんとに。 ほんとに? 嘘言…

さい

すれ違うことのある何年も前の恋人は まだ同じ鞄を持っていて 少しだけ白髪が増えたよう 出来ることなら駆け寄っていって 元気にしてるのか尋ねたいのに 雑踏のせいにして俯いて足早に離れる 心臓が締め付けられるような哀しさは去って 残ったものは 懐かし…

猫一匹も幸せにできないわたしは 秋の音を聴いて眠る

日に日に空が塞がれて行く わたしの国分寺のぼやっとした薄青い空 嫌だな 好きだった喫煙所はとうの昔に潰されて 跡地にはタワーマンションが2棟 家族連れが住むのだろうか 35年ローンはあなたを支える柱になるからいいね 施工会社と設計士が明記してある看…

20161017

第一回ミーティング 予算会議 わたしが出発までに買うもの 50lザック コンパーチブルパンツ タブレット サングラス ポータブルリュック

めのまえ

いつか行こう行きたいは、死ぬまで行かないってことだから 人生は有限だから 繰り返し実をつける事実 熟した果実の歌を聴けと世界が

泣いたりぐずったりしたら迷惑かけるかもしれないけどごめんね 赤ちゃんは泣くのが仕事でしょ、気にしないって ありがとう 一緒に悪ふざけをしていた友達が ひとりまたふたりと遊びから卒業していく 胎内から我が子を産んだ彼女達を観察していれば わたしに…

続き

月が綺麗ですねが愛していますに化けた 飲みにいきましょうは会いたいですに化ける 狐も狸も、捻くれてるから 愛とかいう葉っぱ一枚でごまかそうとして照れくさくって ストレートなんていやじゃ もう、すっかり秋だってば

彷徨う場所にチベタンマスティフ

子供が欲しいなんてエゴ極まりないなと そう思っていた でも、ことをすればできてしまうのだから エゴじゃなくて、自然の一部なんだよな そんなことより旅がしたい、死ぬまで

答えをくれる人がいいの さも当たり前のように それで、ここに座ってと 手招きする

あなたは風みたいなひと

腰に真実をぶら下げて

鯖に秋刀魚に鰹 南蛮渡来の焼き菓子にも旬を見出す酒呑みは なんとなく自分の旬はもう過ぎてしまったような気がして 誤魔化したい気分で酒を煽り倒す 秋の夜に物想いと物煩い 朽ちるものに美を見出した晩年の絵描きにわたしを拾ってもらひたいやうな 生き物…

満ちたりた月は すぐ足りなくなって 三日月 なんで? その繰り返し延々と

蒼い草原を馬で駆けていく 迷いの無い満点の星空は触れてみたい海の匂い 臙脂の袈裟纏う人に委ね求め与えたもの 智慧の大海 海なんかなくても、あなたには目が眩むほど青い空がある

初めて、秋の草花が美しいとおもつた 枯れ朽ちる紫陽花さえ 秋の空を儚く彩っている 芒揺れて 別れた時期が秋でなくてよかった 産まれた時期が秋でなくてよかった 次に恋人を作る時がきても、それが秋でないように 茶虎丸の消えた庭はわたしの朽ちゆく宮

knock

ああ、今更 磔にされた空は担がれて 仮の空に留まる 担架のイマジネーションと ボーダーレスのくにざかい くにざかい こっきょう 国境

2ヶ月前に磔にされたジーザスクライストの真似事君主論神様仏様 真実は無であり 裏切ったユダも復活したキリストも 聖書の中に磔にされて標本 あなたの物語の中に戻しておいて

口から虚しく立ち上がるゆらりけむりでいぶす感情を串に刺して間間にネギ挟んで塩でひとつちょうだい

終始無口でいる女にどうしたの何を考えているのと問う男 なにも、考えてるわけじゃないの そう そう 逆に、男が無口でいたなら 何も問わない女がいいって

どんなに嘘をついてもいいから 大事なところは 本当のことを言ってくれる人が好きよ でも結局一番大事なところは 言葉にならないほうが、いい そうでしょう?きっと あ、今、わたしの黒髪揺れた そして落ちた、ひと粒甘いドロップ

危うい思想が夕暮れに入り込むから 影は伸びることを忘れて一人歩いていく わたしの手を離れたもうひとりのわたしという影法師は ここではない彼方を求め途方に暮らす 原点は母だと宇多田ヒカルは語った 生まれたての無意識闇の中の数年は 母になることによ…

とうし

わたしの未来に投資をして回収するのはあなたのその先の来世

2015.10 仙台 2015.11 大阪、奈良、京都 2015.12 広島、山口 2016.1 熱海 2016.3 沖縄 2016.4 大阪、京都 2016.6 台湾 2016.7 仙台 2016.8 ブータン 2016.11 大阪、京都 2016.12 鳥取、島根 遊び足りない

そしてそれでもまだ30なんて辟易するじゃない、か あと何度さしてかわいくもない赤子の写真を嘘を込めてかわいいと褒めなければいけないの、か まことに、退屈様々で、あるなあ

未来についての輝かしい予定

未だ予め定められることがない道のりは 咳をしても旅をしても この道やいくたりゆきし であろうこと 2017.11 退職 引払い 2017.12 準備 2018.1-6 タイ 2018.6 タイより陸路ミャンマー 2018.7 スリランカ 2018.8 ネパールより陸路チベット もしくはブータン再…

愛されているとばかり はからずも 愛 あなたのことは愛ではない

わたしは旅だらけ

イスラム飲酒紀行 高野秀行 発酵しきった呑まれじゃうず だらしない象の皮膚

晴れ間

晴れ間の間にケ

ふたりめがうまれたの、こんどはおとこのこ けっこんしたいんだけどさあ、なかなかいいひとがいないや うまれたはいいんだけどまだいっしょにすめてなくてたいへんなのよ えかきになりたいから、しばらくにそくのわらじかな、けっこん?れんあい?まだまだで…