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ねこの嘘

結構毛だらけ

とびのって


桜はいつも天に張り付いていた
それは寝転べばさらに天と一体化し
風がくすぐった時にだけ
下へ降りてくる仕掛け
騒がしい庭庭で土豚に泥が


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天の桜を御覧になつて

そひとの目
わたしの目を遥か通り越してその先にかかえこむ相成った群青色の虚空を見つめて
やはりそこに張り付く花も満開のやうであり
さようならばいつかのわたしの桜の したに
本を読む草枕

とうめいのみずにゆっくりと沈んでゆく金箔

嘘ではないんだから
このひとのしたに蠕く春、夏の到来がけだるいって
髪の毛が重たいやいな
なあなあなあ

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